フラガール



松雪泰子演じる平山先生側か
蒼井優らが演じる生徒側か、
どちらに感情移入するのかは
観ている人によって違うのでしょうね。
私は年齢的にも完全に平山先生側。


この映画は製作者は意図していないかも
知れませんが、私の好きな2つの映画を
髣髴させるシーンがありました。


平山先生が生徒たちに教える代わりの条件は
「ミリオンダラーベイビー」そのもの。


何があっても笑顔でステージに立つ。
これは「リトル・ヴォイス」ですね。
リトル・ヴォイス」はリップスライム
リョージさんも何かのインタビューで答えていました。
自分自身にどんなことがあっても笑顔でステージに
立ち、観客を楽しませる。
それがエンタテイメント!って。


なのでしずちゃんが「出ます」って言うシーンは
涙涙ですよ。


ラストの蒼井優のソロダンスシーンは圧巻。
誰もが蒼井優ちゃんに恋してしまうでしょう。


最後の観客たちのスタンディング
オベレーションのシーンは私も立ち上がって
拍手をしたい衝動に駆られました。
でもそこは上映中。がまん・・・。
しかし、エンドロールでは自然と拍手が!
さすが映画祭。
普通の映画館ではこうはいかないですよね。
たまーに見終わった後に自然と拍手したくなる
映画にめぐり合えることがあるのですが、
フラガールもそんな映画の一つ。