ACIDMAN LIVE TOUR “LIFE”

[ライブ]2008.7.12(SAT)
幕張メッセ国際展示場4〜6ホール
ACIDMAN LIVE TOUR “LIFE”
4,800円


出かける仕度をしていたらROCK IN JAPAN FESTIVALのチケットが届いたよ。
わくわくして開けたら、駐車場第4・・・・遠いーーー!!
へこんだ。
今年は1人で行くからあんまりしんどい思いはしたくないのです。
誰か励ましてくれる人がいないと頑張れないのです。


そんなわけで今日の幕張も1人なので真隣のホテルに泊まります。
幕張は何度も行っているけど単独公演だったら日帰り、サマソニCDJでも少し離れた駅の(幕張駅周辺は高い!)安いホテルに泊まるのが常。
メッセ周辺のホテルの隣を通るたびにここに泊まれたら楽だろうなーってよく思っていたから今日は小さな夢が叶いました。


16時ごろ海浜幕張に着くと、なんだか怪しい雲行き・・・。
それでものんびりアウトレットなどをのぞいていたら、ぽつぽつ降り出した。
あ、夕立がくる!
急いでホテルに向かい、着いたとたんに土砂降り!


部屋で着替えて、あんまり体調がよくなかったので横になっていたら・・・
なんと寝てしまい、起きたらなんと18時15分!!
いちおーアラームかけていたのにすっかり寝過ごした!!!
外を見ると雨は小降りになった模様。


ホテルとメッセが通路でつながっているので、すぐに着いたのですが、
まさかのリストバンド交換の行列。
しかも係りの人が巻いてくれるので時間がかかる。
なぜわざわざリストバンド!?



Aブロックは黒のリストバンドでした。
入ると1ホール分がグッズ売り場とクローク。
係りの人が「定刻スタートでーす!」「急いでくださーい!」拡声器を使って叫んでいる。
焦るわー。
あ、エルレからお花が来てる。
今ならグッズ売り場すいてる・・・けど見ている場合じゃないな!


このホールを通り抜けていったん戸外に出てから、会場に入るという導線。
Aブロックに入って時計を見るとちょうど18時30分。
なんだかんだで10分押くらいでスタート!
LIFE(the beginning)のSEで
うぉー!って皆が前に押し寄せた所を狙って私もベストポジションを確保。
ちょっと後方の、人とぶつからない程度のスペースがあるところが好きなのです。


冒頭のREMINDでさっそく大木の声がひっくり返り、
私の中ではREMINDでは声が裏返るという印象なのでいつものことかと思いきや・・・
この後思いもよらないことに!


ストロマトライトで噂の「国内最大級の映像」を体感。
スクリーンがステージを取り巻く感じで120度くらいの大きな円弧(実際には円ではないとは思うけどイメージ的に丸かった)になっているのです。
多分最前あたりにいたら、すごい迫力なんだろうな。
前にケミカルブラザースのステージで同じようなものを観たことがあったけど、規模が全然違う。さすが国内最大級!
ちょっと酔いそうになりました。




大きなステージの真ん中に3人が小さく固まって披露されたリピートと赤橙のアコースティックバージョンもよかったけど・・・
圧巻だったのは中盤に披露された彩-SAI-(後編)。
前編のほうはいつもの映像だったけど、後編は初めて見る映像。
ただただ圧倒されてその美しさに言葉を失いました。
ACIDMANのライブは「うわーっ!」って熱くなった次の瞬間に体の芯から冷たくなる。ライブの間に色々な感情が押し寄せるんだ。


そんな鳥肌が立つ演奏の直後に始まったのがMCコーナー。
すごい落差だな。
大木に「大学時代、俺の家にいりびたってときめきメモリアルをやっていた」とか「プッチベストを買っていた」とかさんざんばらされる一悟。
挙句の果てに住所(最寄駅とか近所のスーパーとか言っちゃってたし)と電話番号をばらされそうになったりと「がんばれ一悟!」と言いたくなるようないじられよう。


まぁ、がんばってサトマのことを「コンビニで少年ジャンプのワンピースを読んで泣いている31歳のおっさん」って反撃していたけど客席からは「サトマ、かわいい!」の声が・・・。
大木も「かわいいっていうのはどうかと思う」って。


一番笑ったのはアンケートで「真剣にドラムをたたいている姿がおもしろかったです」って書かれたってこと!!!
ひどいねー。


サトマに手伝わせてハルク・ホーガンの物まねやったりと一悟オンステージはすごかったです・・・。
一悟の物まねのあと、大木とサトマが客席に向かって「すいませんっ」て感じでぺこりとお辞儀。わはは。


そんな中、大木が喉の調子が悪いと、でも後半戦頑張ると、という話をしてスタートするかと思いきや一悟が「さっき(ハルク・ホーガンの物まねのとき)の声援を大木にも!!」って、客席、大爆笑!
大木も苦笑い。


FREE STARではAブロックと後方ブロックの間にあった巨大ミラーボールが回る回る。
会場が大きなプラネタリウム?宇宙?のようで綺麗でした。
この曲の「たった1秒で世界は変わる」ってところが好き。
終わってほしくないような美しいシーンでした。


金色のカペラで「光った、あれは何だ?」ってところで客席を指差す・・・思わず指の先を目で追ってしまいました。


それにしても後半戦は進むごとに大木の声が出なくなる。水を飲む場面も多くなる。
ラスト2曲でのMC
「あと何曲作れるか、あと何枚アルバムを作れるか、あと何回ライヴができるか・・・」
そんなことを言い出し、
永遠に続くものなんてないんだな・・・しんみりした気持ちに。


UNFOLD、TO THE WOLRD’S ENDではもう絶唱
調子の悪さと涙で声が出ていないところが多かった。
それでもその迫力には圧倒。



本編終了後のアンコールでもなかなか出てこなかったから予定ではアンコールがあってももう出て来られないんじゃないかとさえ思ってしまいました。


アンコールで大木が「リベンジしたいからまた来てください」って。


YOUR SONGでしめて、これならなんとなくダブルアンコールがあるんじゃないかと一瞬期待してしまいましたが、LIFE(the ending)でのエンドロール。
この映像も綺麗だった。
FINの文字で終了!
客席からは拍手!



やっぱ来てよかった。
そしてACIDMANはやっぱワンマンでのライブが好きだ!!




実は今日、六甲でやっているフェス(スペアザとCaravanが一緒に見れるなんて魅力的すぎる)に行こうかと思ってしまった私を許してください・・・。


あー、あと会場隣のホテルっていうのは本当に便利。
特にメッセなどの大きな会場ではお客の数も多いので帰りの電車が辛いものですが、
それがないんだもの。


ACIDMAN、また大きな会場でやってほしいです。