水戸短編映像祭

9月15日から17日
水戸芸術館 料金1本1,000円
入場は整理番号順 入替制


行ってきました! 水戸短編映像祭
こまねこ」、そして合田監督のトークショーのために。


水戸は遠い。最初は電車で行こうか、車で行こうか悩みましたが、
終電がなくなりそうなので車で行くことに。
なにげに3カ月連続で茨城に行っています。
でも今回は1人。帰りの運転は間違いなく眠くなる!
そんな訳で宿までとりました。
ちょっとした旅行です。


家を出てからしばらくして早く出すぎたことに気が付き
途中、佐野のプレミアムアウトレットに立ち寄る。
10時ごろだったので駐車場もスムーズに入れました。
まぁ、別に買うものもないのですが。
Franc Francで車の中に置くティッシュケースを購入。
1,400円也。


11時ごろ出発。このアウトレットは駐車代金は0なのです。
心が広いわ。
11時ですでに駐車場入場待ちの車の列が長い。
10時にこないとだめなのね。今後の参考にします。


途中でコンビニなどによりつつ13時30分頃水戸に到着。
宿泊するホテルに車を停めさせてもらい、周囲を散策。
お茶などしつつ、時間をつぶす。


水戸芸術会館ってなんかすっごいでっかいオブジェがあるのです。
その高さは100m!
なので遠くからでも良く見えるのでそれを目印に歩きました。
最初オブジェかと思っていたら塔で中にも入れるとの事。
入場料大人200円。入らなかったけど・・・。




水戸芸術会館はとてもいい雰囲気でした。
映画祭はふだん演劇などをやっている会場で行われたのですが、
2階席がとってもステキなのです。
写真撮りたくなったけどだめかなぁと思って遠慮しました。


15時10分 EPフィルムズ
「スワンのナミダ」「ジョッカー父さん」「実直!原田先生」


吉本の短編映画の中から選りすぐりの3本だそうです。
「スワンのナミダ」「ジョッカー父さん」は
笑えるんだけど、なんとも哀しいお話でした。
笑いと哀しいは紙一重


ジョッカー父さん」は途中、トラブルで映像が止まってしまい、
2度観ることに。人間、時間をおかずに同じギャグを聴かされるのは
意外とつらいものなのですね・・・。


「実直!原田先生」
主人公はシベリア文太
出演は博多 華丸・大吉


ゲストに博多 華丸・大吉のお二人が登場!
NHKのアナウンサーの方とトークショー
ジョッカー父さん」が途中で止まってしまったことに関して
なぜか2人がひたすら謝っていました。
2丁拳銃に報告しておくって。


シベリア文太さんのかつ舌の悪さについてひたすら語ってました。
撮影期間はなんと1日だけだったとか。
時間がないのにシベリア文太さんが信じられないくらいの
NGを出したそうで。
あとは・・・芸術会館の塔について「ぞうきん絞ったみたい」。
そして児玉清やってくれました!
トークショーは意外と長く、40分くらいあったのかな?
さすがおもしろかったです。




17時10分 こま撮り映画 こまねこ
2006年・日本・60分
原作・監督・キャラクターデザイン:合田 経郎
アニメーター:峰岸 裕和 人形作家:阿彦 よし子


こまねこ、大きなスクリーンで観るのは2回目。
やっぱ、いいんですよ。
でもね、人に「すっごいおもしろいから絶対観て!」
とか「絶対感動するから!」なんて薦められない映画なのです。
そういう映画ではないのです。
大事件が起こるとか、そういう話ではなく、
こまちゃんや周りの人たちの日常を丁寧に描いた作品です。


人によっては「何にも起こらないから退屈だ」って思うかもしれません。
何しろ日本語のセリフがなく「にゃ」だけで表現しています。
それでも充分すぎるほどに伝わってきます。
この映画には言葉なんて必要ないのです。


こまちゃんの自分の手作りのお人形を大切に思う気持ちや
映像にかける思い・・・。
もう、胸がいっぱいになります。
ラストの「ほんとうのともだち」は何度観ても自然と涙が出ます。




トークショー合田経郎監督が登場。
まずは会場を見渡していました。
なんともとぼけた雰囲気をお持ちの方で。
水戸に来るのは初めてだとか。
今日はこまちゃん連れてこられなかったって。残念。


トップランナーの時には言わなかった飼い猫ちゃんたちの名前をついに
知ることができました。
片方はなんとラジボーのモデルになったとか。
色とか真ん中分けのところが。


こまちゃんは実は5〜6体いる。
大きさ100%のこまちゃんと、あとは80%、150%のこまちゃんを
撮影に応じて使い分けているとか。



会場からの質問コーナーには・・・
やっぱり手を挙げられるはずもなく(意気地なし)。


「この近所を散歩している時に見つけた手芸屋さん(私も見た!)
にあった「手作りは心と心をつなぐ糸」(だったっけ?)
はまさにその通りだと思う」


19時くらいに終了。
トークショーも長く、色々お話が聞けて来たかいがありました。



その後、京成デパートをふらふらしてなぜかマニキュアを買い、
夕飯食べてホテルに戻る。


このホテル、コーヒーサーバーがあっていつでもコーヒー飲み放題。
レディースセットなるものもくれて嬉しかったです。
資生堂のパックやマッサージクリーム・入浴剤などのセット)

ロビーの華やかさとはうらはらに部屋は古かったけど・・・。


明日は偕楽園に行ってみよう。